那加こども医院 ‐岐阜県各務原市‐ 小児科・アレルギー科・予防接種

各務原市那加にある子どものための診療所「那加こども医院」です。 小児科・アレルギー科・内科の診療、各務原市から委託をうけた予防接種をしています。

〒504-0025 岐阜県各務原市那加野畑町2丁目105番1

TEL.058-382-8523

管理医師のブログ

流行している疾病(9月第2週)


また伝染性紅斑が流行しております。頬や手足に発赤を認め痒みを認めます。
発赤を認める時点では周囲への感染性はありませんが、稀に貧血と黄疸をきたす
ことがあるため、念のために一度受診を学校では勧めているようです。

溶連菌の罹患者数の増加を認めます。

胃腸風邪も増えてきましたが、下痢だけの患者様が多い傾向です。

流行している疾病 (9月第1週)

9月に流行中の病気について、保健所に報告しているサーベイランスのデータです。

一度収束していた手足口病が再び流行し始めました。6‐7月の手足口病は39度近くの発熱の
後に口腔内、手足に発疹が出現していましたが、ここ最近の手足口病は発熱は37度前後で
はっきりせず、発疹と口内炎のために受診されています。

RSウイルスの流行も低年齢化しています。8月からサーベイランス分はA型で
症状的には呼吸困難の程度は軽いようです。

インフルエンザについて:管理医師ブログ

10月からインフルエンザ・ワクチンの接種も開始され、
当院のワクチン接種予定者の人数が1000人を超え、
せっかくご依頼いただいてもお断りしなくてはいけないようです。

関東地区でインフルエンザによる学級閉鎖の報告が流れましたが、
インフルエンザの流行は例年1月20日前後から始まり、3月中は流行が持続します。
10月下旬から小学生の高学年から高校生やご両親が、悪寒や関節痛を訴え、
時に発熱を認めて来院されていました。
発熱は1日程度、初期症状が改善後、咳・鼻水が残るようです。

家族内に4人連続で症状が拡大した方で、3-4人インフルエンザの検査を行いましたが、陰性でした。
まだ那加周辺ではインフルエンザの流行はないと考えています。

2013.11.10

那加こども医院 管理医師のブログを開始しました

那加こども医院 管理医師のブログを開始しました。

10月17-19日に、大学生や中学生も含め、急に悪寒・咽頭痛・頭痛を訴え、
来院する患者さまが増加しました。

所見的には扁桃腺などに問題なく咽頭後壁粘膜の腫脹だけで、
2-3日で咽頭痛などが治まると、咳・鼻汁分泌などを認めるようです。

また10月から11月は、ノロウイルスによる胃腸カゼが流行する季節ですが、
10月19日に1歳の娘が5-6回嘔吐し受診され、
本日10月21日に娘の母親が深夜1時から嘔吐を4回して、本日蒼い顔をして受診されました。

迅速検査はしていませんが、ノロが強く疑われ、
「父親の症状出現に気をかけてあげてください」と説明しました。

ノロの流行は、家族が全員罹患する可能性が高く、外来が混乱するので感染拡大がないと良いのですが!!