那加こども医院 ‐岐阜県各務原市‐ 小児科・アレルギー科・予防接種

各務原市那加にある子どものための診療所「那加こども医院」です。 小児科・アレルギー科・内科の診療、各務原市から委託をうけた予防接種をしています。

〒504-0025 岐阜県各務原市那加野畑町2丁目105番1

TEL.058-382-8523

管理医師のブログ

流行している疾病(10月第3週)

10月13日~20日に流行の疾患
百日咳の罹患者は減少、いなくなりホッとしています。
手足口病はパラパラいますが、発熱や口内炎による受診より、数日たって偶然気づいたり、
指摘されて受診され重症感はないので、あまり心配しなくてもよさそうです。今週は以上です。

流行している疾病(10月第2週)

百日咳の流行も確定5例、疑い2例で収束に向かっているようです。
RSウイルスはYU保育園で少し流行しているようですが、当院では減少傾向。
手足口病は、発熱がなく口内炎も軽いため手足の発疹で偶然指摘された
お子様が多いようです。涼しくなり、台風の影響か、鼻炎は減少傾向ですが、
喘息症状を認めるお子様がふえてきました。また「みぞおち」を痛がり、嘔吐を認める
ノロウイルスによる胃腸風邪様の患者様も散見されました。

流行している疾病(10月第1週)

RS感染症数が減少して、少しホッとしていますが、
別に百日咳の患者様がおられることが、診断や治療方針の決定に苦慮しています。
軽症の百日咳の患者様もおられるので、患者様には良いことですが、
発熱なく夜間の咳込みが著しい学童を、百日咳の疑いと言うことで5日間
学校を休ませる事は心苦しいことです。
また下痢のみが3週間前後続く、感冒性胃腸炎と
声枯れと犬吠様咳嗽を認めるクループの方も散見します。
感染症ではありませんが、夜間の気温が低下し快眠できるようになりましたが、
5歳未満のお子様の皮膚が乾燥により、掻痒の増悪を認めるようになっています。

流行している疾病(9月第4週)

土曜日 那加1小学校の運動会が無事行われたのかと思います。
手足口病の流行が広がり、溶連菌は消えています。
咳がひどい患者様が当院ではて増加傾向です。
5歳未満では、RSウイルスとマイコプラズマ感染症によると思われます。
学童では百日咳による患者様がいます。
保護者の方には、RSウイルスは迅速診断により割と短期間で診断できますが、
マイコプラズマ感染症と百日咳は、2割ぐらいは短期間で診断できますが多くは3週間ぐらいかけ、
2回の血清学的検査でやっと診断できるとご理解ください。なかなか診断が難しいです。