新型コロナウイルス罹患時の対応
当院では今年になって12名のコロナ患者を診断しましたが、オミクロン株は喉が痛いと頭痛が必発で、診断したお子様にはアセトアミノフェンの座薬、粉薬、錠剤を12~15回分(長くて3日ぐらいのことが多い)ので、家族にコロナ患者がおられるお子様は早期の診断が多く、鼻水や咳がまだ出ていないこともありますが、早晩症状がでたら飲むよう食前で去痰剤、抗ヒスタミン薬を処方しております。また年長者に処方して効果があったと言ってもらえるのが、インフルエンザ罹患時に有効とされる麻黄湯で9歳以上は頑張って飲めと説明し、それ以下のお子様はお湯に溶かしてたっぷりお砂糖を加え上澄みを飲めるだけでいいから口にしてみてくださいと説明しております。
上気道疾患への対応
いろいろ意見はありますが、お子様の困っている症状に合わせて投薬を行います。
鼻水や鼻閉で、眠りにくかったり、哺乳できないお子様には抗ヒスタミン剤は処方しますが、
乳幼児では鼻水を吸い取ってやったり、幼児・学童では鼻を啜らせず、噛む練習させたいと思っています。
その一環として、当院では鼻腔洗浄を行っております。