那加こども医院 ‐岐阜県各務原市‐ 小児科・アレルギー科・予防接種

各務原市那加にある子どものための診療所「那加こども医院」です。 小児科・アレルギー科・内科の診療、各務原市から委託をうけた予防接種をしています。

〒504-0025 岐阜県各務原市那加野畑町2丁目105番1

TEL.058-382-8523

ごあいさつ

ごあいさつ

2025年3月9日更新  東京で雪が降り、寒暖差の大きな季節です。例年に比べ、春の訪れが少しゆっくりなお蔭で花粉の飛散が遅くなりましたが、2月26日より岐阜県にもスギ花粉が飛散するようになりました。 InfluenzaAの流行は、1月下旬には収束しましたが、3月3日に川島中でInfluenzaBの集団感染を認めましたが、拡大は認めていません。むしろ胃腸風邪の流行の方が、市中感染としては多いと思われます。嘔吐を認め2時間前後嘔気が続いたら、「脱水にならないように、水分だけでも取らせたい」と思うでしょうが6時間程度は水分を制限かけ唇を濡らす程度にしてあげて、6時間たってからスプン一杯程度からあげてください。最近OS-1のゼリーがリンゴ風味が発売されました。以前のものに比べ香りがあるだけでお子さまは食べようとしてくれます。是非お試しください。また3月12日から4月からの日本脳炎のワクチン接種予約を開始します。対象のお子さまをお持ちの保護者の方はご連絡ください。どうかよろしくお願いします。

「那加こども医院」は、

お子様の健康を守る医療と情報を提供し、こども達の笑顔と成長を家族と地域で分かち合える空間となるよう、スタッフ一同努力を行っております。一度かわいい診療所と私どもにあいにきてください。              

私たち小児科医は

日常生活ができなくなった生まれる前の胎児から思春期の中学生までのお子さまを、全身管理をおこないながら診断し治療を行う事でお子さまを元の生活に返すためにお子さまを診るのが本分としています。このため1年目に主治医として担当したお子さまは、意識がなく痙攣を繰り返しているインフルエンザ脳症、蚊アレルギーから骨髄機能を失った骨髄異形成症、盲腸の手術後おしっこがでなくなったO-157による溶血性尿毒症症候群、急激に肥満が進行したCushing病、生後6日目に急に哺乳ができなく紹介され、入院時の血中のKが10 Meq/Lを越えて心臓が何度も止まりかけた副腎過形成など昭和63年には、十分な情報もなく当時の上司からは「24時間、子どもを診て気になる事は報告しろ」と教えられました。その後もお子さまの診療を続けていく上で、できるだけ保護者の言われる症状だけでなく、全身を診て診療を行いたいと思っています。

小児科の専門性

この頃は、腹痛は消化器内科、咳が止まらなければ呼吸器内科・耳鼻咽喉科、体に発疹・湿疹がでれば皮膚科を受診され、思わしくないと一度小児科を受診される方がおられます。それはかまいませんが、あまり「前の先生がこういわれていたのに」と言われると、「子どもしか診ない、子どもには役に立ちたい」と診療をしてきた小児科医は、ある意味で前医の先生も専門ではあるが、私も専門であると寂しくなります。一方 発達障害や不登校の生徒が増え、当院にもお問い合わせの電話をいただきます。こうしたお子さまの行動の仕方を急に変える方法は原則ありえないと思っており、私も3~5年間、昔の上司の先生と診療しましたが、概ね保護者の方を怒らせる事になった経験が多いので対応できないとお断りしています。市の広報には当院の記載がありますが、発達障害や不登校の診察希望はお互いのためにお断りさせていただいております。

そうした診療を行っていくため

待合でお子様が色々な工夫をして見たり触ることで、楽しい時間が過ごせるようにしております。ただ子供は無著なことをしますので、保護者の方には事故や破壊につながらないようご配慮くださいますようお願い申し上げます。

管理医師 プロフィール

昭和63年3月 大阪医科大学医学部卒業
同5月 大阪医科大学小児科学教室入局
平成 2年4月 同 大学院・内科学(小児科学講座)入学
平成 6年3月 同 大学院単位取得修了
平成 6年6月 医学博士号取得
平成 2年以降 大阪医大・小児科医局員として大阪医大付属病院、中町日本赤十字病院、
済生会吹田病院、生駒総合病院、サンタマリア病院など勤務
平成17年 東海中央病院 小児科 勤務
平成18年 畑佐医院 小児科 勤務
平成22年 那加こども医院 開設
日本小児科学会専門医
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